■ Panasonic LF-M721JD ■

RAMカートリッジ対応
マルチレコーダ

2007/8/7
o-yam

●前書き

３年使ったDVD-RAMドライブ(LF-D521)がメディアを認識しなくなった。

買い換えたところで何も良い事が無いので気が進まないが、仕方がないので買い換え。
ネットで調査するとかなりヤバい状況になっている事が判明。
RAMカートリッジが使えるドライブが絶滅寸前。

確かにメディア価格の高さなどからユーザには受け入れられなくなっているが、ここまで危機的状況になっているとは。。。

ユーザが少ないのでドライブ自体の価格も高い。まさに負のスパイラルに陥っている。

と言うことで型落ち・アウトレット品を見つけて注文。それでも8300円と、普通のDVDマルチが2台買えそうな勢いであった。

注文2日後に納品。

化粧箱

ATAPIの内蔵型。Panasonic謹製。

注意書き

「箱破損がある」との事だったが特に破損は見受けられなかった。
箱の上部に大量のホコリが付いたままだった。。。
一拭きすれば済むことなんだが。。。

外観

前モデルと大きな差は無い

ラベル

いきなりインドネシア製。前モデルは日本製だったのだが。。。
またLaserの注意書きが無くなっている。レーザーの出力が低くなったのかどうかは不明。

背面

特に変哲は無い

付属品

まずまずのマニュアル。この辺は手を抜いてない。

付属ソフト

前モデルと大きな差はない。

そこらのDVDライタとは一線を画すRAMカートリッジ対応。

●検証

■インストール

OSはXP。マザーはnForce2-GTにAthlonXP。

添付のドライバ、アプリをインストール後、マイコンピュータの中にDVD-RAMのアイコンが出現。

ちゃんとDVD-RAMと認識している。ちなみにドライブレターはこれ１個。

プロパティを見るとへんなタブが増えている。あまり使い道は無い。

ファームやドライバ類がアップデートされていたので、速攻でアップデートしておいた。（と言ってもすでに2年前から更新されていないが・・・）

■対応メディア

書き込めるメディアと速度は以下

「＋」のメディアが使えるようになっている。
型落ち品の為ＤＬは不可。
どちらも使わないので無問題。

DVD-Rが早くなったのは助かる。

■ソフト

再生系はWinDVD４
記録はB's Recorder
オーサリングは PowerProducer と DVD-MovieAlbumSE。

DVD-MovieAlbumSEは秀逸。ビデオ用レコーダで記録したメディアから動画を切り出せる。番組単位はもちろん、範囲指定も可能。時間はかかるが。。。

■テスト

読めなくなっていたDVD-RAMをテスト。
無事読めた。

これだけ動けばとりあえずOK

●結論

保管にはカートリッジ付きがいいと思うのだが、ユーザには受け入れられなかったようだ。確かにメディアは高いし保管場所もかさばる。DVDプレイヤーで再生出来ないのも致命的。

PCの外部記憶媒体として見ても、今となっては魅力のない物になってしまっているのも事実。

絶滅してしまうのもやむを得ないだろう。

よって必要であれば絶滅する前に確保する事を推奨。

※ただし、本機はWindows Vistaに対応してないらしい。どのような不具合が出るのか不明だが注意の事。

さようならDVD-RAM！(笑)