■　GALAXY 7600GS Premium■

GeForce7600GS搭載
低価格PCI-Eビデオカード

2006/11/25
o-yam

●前書き

通常はチップセット内蔵ビデオを基本としているが、WindowsVista導入を前にビデオカードを強化しておきたい。
が、手持のビデオカードはAGP以前の物しか無いので、PCI Expressのカードを1枚買う事にした。

ハイエンド、大消費電力のカードは全く不要で、安くて適当に動けばよい。予算は1万円として店頭で物色。

折角買うのでローエンドはパス。7300GTあたりが良かったのだが、生憎在庫切れ。もう売ってないのだろうか。
GeForce7300GSあたりでお茶を濁そうかと思ったが、在庫処分の7600GSが11,000円台だったのでそれに決定。

メーカーはGALAXY。マイナー系なのでオマケ類は期待薄。
　

パッケージ

表

ファンレス。上部にSLIコネクタ？使う事は無いだろう。
補助電源コネクタも無し。

裏

メモリは載ってない。

ブラケット

ヒートシンクが巨大なため2スロット仕様
TV出力あり。

メモリ

DDR2、16Mx16 が8個。128bit接続。合計容量は256MB。

横

ヒートシンクはアルミ系でわずかに扇形になっている。
メモリ類は冷却無し。

付属品

紙ペラマニュアル。日本語も書いてあるがほとんど意味はない。
S端子ケーブル付属。

●検証

環境
GeForce6100・MobileSempron3100+、WinXP

インストール自体は普段と同じで何も問題はない。
ドライバは付属の物は使わず、最新版を使用。

画面の映りはアナログUXGAでも全く問題ない。

コアは400MHｚ、メモリは400MHzのDDR で仕様通り。

なお、付属CDに「オーバークロッキング」なるソフトが入っていたが、何の事は無い、nvtweak用のレジストリファイルがあるだけだった。

ベンチ結果

端数は省略。設定類は全てデフォルト。

CrystalMark2004R2

FX5700も健闘

3DMark2003

この程度のベンチであれば軽々と動く。

3DMark2006

カクカクながらもなんとか動く。GF6100内蔵ビデオは紙芝居で何がなんだか分らなかったのを考えると雲泥の差である。

Windows Vista パフォーマンス評価

大体予想の範囲内。

温度はベンチ終了時点で70℃。ヒートシンクは触り続ける事は困難であるが、激熱と言うレベルでもない。
そもそも3Dゲームをやり続ける事は無いだろうから問題は無いであろう。

なお、クロックを変更した後、再度プロパティを見ると何故か「0MHz」になっていて調整が出来ない。ソフトの話なのでその内改善されるだろう。

●結論

ビデオカードも省電力に注力する時代が来ていると思う。いくら速くても電気食いまくりはパス。スマートにいきましょう。