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■ネームランド KL-E11 ■

低価格USB接続
ラベルプリンタ

2001/01/01
o-yam

●前書き

以前からテプラ等のラベルをパソコンで印刷したかった。数年前から実在するが使い勝手や価格で折り合いがつかずに見送っていた。

今回カシオから低価格USB接続のラベルプリンタが発売された。マウス内蔵(デカすぎ)やコンパクトなものもあったが、一般的なテープが使用出来るモデルをチョイス。

 

●概観
パッケージ。凝り過ぎ。


本体

何色かあるようだ。たまたまブルー。

開けた所

テープは6,9,12,18mmが装着可能。

 

後部コネクタ

USBとDC入力。ACアダプタ(同梱)必須。バスパワーで動いて欲しいものだ。

 

動作検証

ソフトをインストールしてみたところ、一般的なプリンタでは無く妙なUSBデバイスとして認識されていた。

印刷、制御は専用ソフトで行う。

つまり共有してネットワーク越しに印刷、と言う芸当は不可。ただしソフト次第でプリンタに出来ると思うのだが。

専用ソフト。上はプレビューウィンドウ

ソフト自体は簡単なもの。マニュアルレスで使用可能。フォントはパソコンに入っている物が使える。また、入力履歴があり、過去に印刷した物が再利用可能。この辺がパソコン接続ならではだね。

プリンタ上部にカッターボタンがあり、押すだけでテープを切断可能。ここで問題発生。ラベルの両端に余白が多すぎ。

余白 印刷部分 余白

これは構造上の問題。印刷部分とカッター部の距離がそのまま余白となっている。これでは再度ハサミで調度いい長さに裁断する必要あり。なんの為のカッターか?それ以前の問題としてテープが無駄である。テープで儲けようとしているのであろうか?

また印字品質は悪い。昔の熱転写プリンタ程度。

 

●評価結果
テープが無駄、AC必須な点は大いに不満であるが、とりあえずラベルが印刷出来るようになったのでヨシとしよう。

ラベルだけでなく、超コンパクトなプリンタとして簡単なメモの印刷にも利用出来る。価格もリーズナブルなので1台あると使いでがあるだろう。