死ぬ目に合った
無線LAN導入記録

〜 情報をくれ 〜


2000/07

背景


無線LANがブレイク中。従来は速度2Mで価格も高かった為、企業のしかも限られた用途のみに限定されていた。今年から11Mで低価格な無線システムが発売され、パーソナルユースを狙った製品も各社から続々と発表。一家に複数台所有し、インターネット無しでは生きていけないハイテク家族が一斉に飛びついている。

我が家でもリビング(笑)と計算機室(笑)が離れている事もあり、長いケーブルを引き回している。これが無くなれば!

 
■実験(1)普通の使い方


リビングに設置してあるダイアルアップルータに無線アクセスポイントを接続。

有線LAN経由でアクセスポイントの設定を行う。ここで情報ファイルを作成して、FDに保存。

Win98ノートパソコンに無線カードを装着。ドライバを入れた後に情報ファイルを読み込む。一応これで通信可能。

実際には以下の問題点があった
(1)アクセスポイントの認識が結構面倒。あーでもないこーでも無いといろいろ弄ってやっと繋がる状況。馴れの問題か。
(2)SCSIカードを入れるとIRQが変わり、「新しいデバイスを云々」でもう1個組み込まれる。で、昔の方は「正しく動作していません」。色々なカードを出し入れする環境では使いにくいかも。

 

 
■実験(2)共有

リビングに設置してあるダイアルアップルータに無線アクセスポイントを接続。

計算機室のサーバにPCカードアダプタを接続し、無線通信を行えるようにする。
ネットワークは192.168.1.0。

そのサーバにLANカードを追加し、HUBで複数台のクライアントを接続。
サーバでDHCP、ルーティングを行う様に設定。ネットワークは192.168.2.0。

これでクライアントはサーバを経由してインターネットが可能。

この程度であればWin98SE、Win2000、Linuxどれでもカード類を正しく認識出来れば何も問題は無い。
計算機室にしかコンピュータが無いのであればこれで話は終り。

 

■実験(3)LAN間接続 Linux編

(2)で終わればいいのだが、生憎計算機室以外にもダイアルアップルータ直結のマシンや、アクセスポイント経由のノートPCがある。これらと計算機室のPC群がピアピアでファイル、プリンタ共有出来なければ使い勝手が悪い。

(2)のサーバがパケットを素通しすればいいと思うのだが・・・

ここからが苦悩の始まり。文献にはあまり載ってないようで手探り試行錯誤。
まずLinuxでチャレンジ。BridgeをONにしてカーネル作り直して、brdfg -ena。
全く通らない。うーむ。

次はipchains -Fでinput,output,forwardともACCEPTにしたがこれもだめ。サーバを越えられない。

うーんうーん

 

実験(4)LAN間接続 Win2000編

試行錯誤中

 

■後書き

結局部屋換え等もあり、アクセスポイント、ルータなどの機材は計算機室に集合。その他の部屋の端末は全て無線カードを付ける事とした。

コストを抑えるため、インターネット端末などは11Mbpsではなく、2Mbpsの安いカードを多用。

■追記

無線は一度使うと辞められなくなる。しかし高い。特にデスクトップで使う場合は非常にコスト高。せめて1端末3,000円程度に抑えたいものである。

 

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