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■サーバ緊急移転■
サーバダウンの顛末
2005/10/5
o-yam
●前書き
費用は年額6000円と、今となっては非常に高い料金である。
サーバ自体は香港か中国あたりにあるようである。
メールアドレスの追加などは自分で行えず（！）、設定関係は全てサポートにメールして変更してもらうスタイル。
契約当時は確かに安かったが、その後何も機能や環境は向上せず悶々としていたが、移転がめんどくさい事もあって納得出来ない価格ながらも契約を続けていた。
なお、このサーバはひとつだけ優位点があった。メールのいわゆるAnyName(CatchALL)と言う機能である。メールアドレスは何であろうと全て指定したメール（webmaster、postmaster等）に転送される機能である。
unko@〜だろうが、manko@〜だろうがなんでもOK。
これはスパム対策（漏洩した出所を特定可能）として非常に有効であった。
このレンタルサーバは過去にもたまにあった事なので、その時はあまり気にしていなかった。
その後3日を経過してもなんら改善が見られない。ここで尋常ではないと感じた。
このサーバ屋は電話サポートは無く、メールのみ。とりあえずメールを投げて見た。
返答はサーバ屋が借りてる業者（香港）が勝手に何かやったらしい。
サーバ屋が苦肉の策として香港から北京にセンターを変更。
しかし、変更したのはドメインの設定のみで、データを全て再構築しろとのメールが。。。
つまりデータが全て消失！？
契約上、一週間に一回バックアップを取っているのだが、一切リストアされずに全て再構築しろとの事。
コンテンツは確かにこちらの手元にあるが、掲示板のデータまでは無い。。。
（辛うじて年末のバックアップがあったが。。。）
加えて唯一の優位点であったAnyName機能も無くなったしまった。
再構築しなければならないのであれば、もうこの業者と付き合う理由は無い。
速攻で国内S社とレンタルサーバ契約をし、そちらに再構築。
サーバ屋にドメインを解放させて（これも1週間近くかかった）やっとの事でサイトが再開。
約1ヶ月ぶりの事であった。
そもそもこのサーバ屋は対応が遅すぎる。回線が繋がらないから何も出来ません、などとぬるい事を言って無いで、さっさと香港にでも行って現地で作業して欲しい物である。
損害をまとめると
・契約違反（データがリストアされない）
・1ヶ月のメール不通
・1ヶ月のサイト不通によるアフィリエイトの損失
等々。大した損害ではないが、1年分の契約金の倍返しくらいはあってもいいのでは無かろうか。
