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■Panasonic DMR-E20 ■ まさにドリーム! |
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2002/7/6 |
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●前書き |
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21世紀に入ってから従来のビデオデッキに替ってHDDやDVD-RAMと言ったディスク媒体を利用した録画機器が出てきた。黎明機は当然の様に高い。本命とも言えるHDD/DVD-RAMハイブリッド機は10万をゆうに越える。DVD-RAM専用機は安いとは言え、ビデオデッキに較べれば遥かに高く、これらの製品のターゲットはやはり趣味に使用するマニアや一部の裕福層に限られている。 ビデオデッキの調子が悪いが、なかなか手の出るものでは無い。 電機屋をウロウロしてRD-X2は高いな〜、DVD付きのビデオデッキにしようかな〜、お、DMR-E30が出てるぞ。ふ〜ん。 ふと横を見るとDMR-E20が49,800円!?即買い。(売れ残りの在庫処分と思われる) |
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●概観 | |
さすが定価135,000円。高級感にあふれる。筐体はかなりでかい。 前面操作部。なにやら青く光る。 背面。でかいファン付き。 コネクタ部。アナログBSチューナ内蔵。D1出力あり。 リモコン。ボタン類が多すぎ。デカすぎ。左は開けたところ。 メニュー画面。パソコンの様だ。 |
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●使用感 | |
DMR-E20はDVD-RAM/‐Rを記録媒体とした録画機器。当然DVDやCDなども再生可能。CD-Gは不可。2001/7月発表。詳細はこちら
本質的にはビデオデッキと変らない。違う点は ディスクなので当然、巻き戻しや早送りと言った概念が無い。再生を押すと最後に撮ったものが再生される。メニューを選ぶと過去に撮った物がリストで表示され、選択して再生。 録画中に裏番組が見れるのは当然として、録画中に再生が出来るのは驚異的。このあたりはディスク媒体ならではだろう。実際に使うかどうかは別ではあるが。使用頻度はゼロに近いだろう。 DVD-RAMメディアは片面で最長6時間だか。このあたりはやはりHDD搭載機には負ける。 画質は良い。元の映像と比較しても全く遜色は無い。 録画モードは4.7GのDVD-RAMで1時間、2時間、4時間、6時間のモードが選べる。さすがに最低画質の6時間モードではシロウト目にも悪いと分かる。が、永年保存を前提としない(クオリティが要求され無い)場合は問題無いレベルではある。
機能が高い分だけややこしいのは常。100%理解するのは無理。機械アレルギーの人間には触れないだろう。 また、作りこみもイマイチ。メニューなど統一感に欠ける。 特にタイマー周りが致命的。以下くどい説明。 ここでBSの番組を見たい場合は 見終わったら 電源の状態がどうであろうと、時間が来たら勝手に録画が始まるべきではないのだろうか??昔使ってたビデオデッキは確かそうだったような・・・。100歩譲ってタイマー入り/切りボタンは蓋の外に出してもらいたいものである。もしくは電源と連動とか。 これでは予約してあるにも関わらず、録画されないと言う自体になりかねない。困ったものだ・・・。最近の録画機はそう言うポリシーなのだろうか??
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●結論 | |
延々20年続いたテープ時代にやっと終わりが来た。感動である。パソコンの外部記録媒体がテープレコーダからフロッピーになった様なものだ。 邪魔くさいビデオテープが無くせるだけでも感動モノ。 ビデオデッキの調子が悪く、HDD搭載機を買う予算の無い方はどうぞ。 |
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●後書き | |
このカテゴリは今だ黎明機であるのは事実。HDD搭載機が優れているのは確かだが、究極の形ではない。
やはり、容量は気にしたくない。数百G〜T(テラ)バイトの記録デバイスを搭載して欲しいものだ。2年後くらいだろうか。
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