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■ ASUS ZenFon2Laser(ZE601KL)■

６インチ液晶搭載
巨大ミドルレンジ端末

2018/03/7
o-yam

●前書き

サブ機SCL24の具合が宜しく無い。最期のMNP一括０円端末で３年使い込んでいる。スペック的にはまだまだ十分だが、既にバッテリは２回交換、画面焼付きに加えGPSの掴みが悪くなってきた。そろそろ後継機を探す時期に来たようだ。

要求仕様はゲームと動画がメインなので大画面必須。縦長である必要はない。

とは言え例によって大画面は機種が少ない。Zenfon3Ultraがいいのは分かっているがいかんせん高すぎる。サブ機に大枚ははたけない。

探し始めたところZenfone2Laserの６インチ版に目が止まった。LP時代の売れ残りだが１店舗だけ妙に安く売っていた。
ショッピングサイト経由では無く直接取引になるが、銀行振込なら情報漏洩のリスクも少ないだろう。
カラバリは何色かあったはずだが、赤しか選べない。さすが売れ残り。

とりあえずポチった。

店舗のレスポンスはよく、日曜注文、火曜到着。通販ならこの位のスピードで無いとねぇ。

●外観

化粧箱
普通、小振り

表
ボタンは画面外でフェザータッチ。
ボタンの下は縞々加工

背面カバーは樹脂製で横縞が入っている
最大最悪の特徴はここに音量がある。押せないと言っても過言ではない。LG G2もここだったが最近は駆逐されたようで一安心。

下部の点状の穴の部分にスピーカが配置されている。

右側面　何もない
上部　電源、イヤホン穴、謎の穴
画面の縁がわずかに盛り上がっている。

底部
謎の穴と昔ながらのUSBでASUSらしく表裏が逆

カバーは赤い部分が全て外れる。バッテリは交換可能で永く使えるだろう
ボタン類は縞々加工してあってひと手間かかっている。品質に大きな問題は見受けられない。

●仕様

・形状　フルタッチ　
・画面　6”　FHD
・カメラ　1300万／インカメラ　500万画素
・無線　11 a/b/g/n/ac 5GHz対応

・ワンセグ　×
・おサイフ機能　×
・NFC　×
・赤外線　×
・防水　×
・耐衝撃　×
・LTE　○　
FDD：B1/2/3/5/6//8/9/19/28
TD:38/39/40/41
・DSDS　×　
・VoLTE　×　
・Bluetooth 4.2

・OS Android 5→6
・CPU Snapdragon S616 1.7GHz 8core
・RAM 3GB
・ROM 32GB
・SIM micro×２
・SD SIMと別途
・バッテリ 3000mAh　着脱可

・サイズ 164×84×10.5mm 190g

RAM、ROM共に未だに実用十分

仕様はかなりグロい。通信系が充実している印象。
バッテリはもう少し欲しかった。
横幅はSCL24と同等で縦が長い。

滑りやすい印象なので別途ケースを発注しておいた。

●付属品

メモ書きレベルのクイックスタートガイド。
ACアダプタは2A
USBとイヤホン（マイク付き）。イヤホンも縞々加工されている。ロゴまで付いてて気合いを感じさせる（どうでもいいが）

●検証

おもむろに電源ON
画面はロゴがちょっとだけアニメーションする。
起動後にアップデートが始まりLP→MMになった。
その後もシステムアップデートが入り、安定するまで１時間くらいかかった。wifi環境でこれだからモバイル回線しかない場合は地獄を見るのでは。

画面の視野角は文句なし。色合いもニュートラルで白が白い。発色、コントラストが低めで派手さが無く落ち着いた雰囲気。神！とは言えないが余裕で合格。
設定で色温度や彩度が変えられるのである程度自分好みに調整も出来る。

指の追従性、動作速度は普通。速いとは感じられない。たまに引っかかるのは裏で何か動いているのであろう。不要なアプリは削除しておこう。
antutuは５．７万くらいの値を示した。nova lite2よりは数字数字が低いがほぼ同等。

HOMEはメーカー専用のZenUI入っていた。ドロワ内でのフォルダ化がひと手間多いタイプ。グリッド数が変えられたり意外と高機能なのでわざわざ別のHOMEを差し替える必要性は薄い。
しかしアイコンや文字など全てがデカい。もう少し細かくてもいいのでは。

ZE601KL vs nova lite2

スリープからの復帰は電源ボタンの他、画面ダブルタップもOK。
スリープは画面を2回タップ。これはもう必須機能といっていいだろう。

wifiの掴みは普通。　

内蔵ROMは３２GB（空き２０GB以上)で普通に使う分には問題ない。

電池の持ちは普通かちょい悪いような感じ。少なくなってからのネバリも無いようだ。

発熱は上部が少しばかり暖かくなる程度。

スピーカー音量は最高クラスにデカい。大画面に便乗してでかいスピーカを付けているのだろう。音質はよくない。音楽鑑賞には適さない。

■ビルトインアプリ

ソフト開発に力をいれているのだろうか。いろいろな自社アプリが入っている。
ファイルマネージャはairdroid風に無線でファイルをやり取り可能。

他にも書籍系や旅行系など多岐にわたる。

「簡単モード」なる設定もあり、らくらくホン的にも使える。

IMEはATOKが入っていた。遠い昔に購入した記憶があるが最近は使ってない。

■メール・電話・通信

SIMは２枚刺さるがDSDS非対応。

とりあえず半年シバリのOCNを刺しておいた。APNは設定の中から選ぶだけでお手軽。

■カメラ画質

晴天、オート
デフォルトのカメラは最低解像度が2MP(2048x1152)。
古い機種なのにシャッター速度が選択可能。ASUSは昔から頑張っていたらしい。