■ docomo MEDIAS N-06D ■

NOTTV対応
日電製7吋タブレット

2012/04/22
o-yam

●前書き

2012年4月、NOTTVなる妙なTV放送開始。

エリアが狭い、docomo専用、有料。
企画倒れ感が強く、その内閉局すると思われるので傍観の予定だったが、オープンを記念してモニター貸出をするとの情報。

タブレットが使ってみたかったので応募しておいたら、忘れた頃に「当選」のメールが来た。

翌日には郵パックで到着。
　

パッケージ



外観
全体が分厚いガラス
ボタンはタッチ式、配列は標準



上部
左から音量上下、電源、USB、SD、アンテナ
2ヶ所スリットがあり、ステレオスピーカらしい。


底面
miniSIM、イヤホン
他にストラップホールと充電用接点



持つ、と言うより掴む感じ
　

●仕様

・薄めのマニュアル
・microSD 16GB
・クレードル
・ACアダプタ
・USBケーブル

まずまずの内容。
　

おもむろに電源ON
起動は速くもなく遅くもなく。

視野角はかなり広い。発色も自然。画面周りは及第点。


いじり倒そうと思ったら「あんしんモード」なるアプリがパスワードを要求してくる。適当に入れてみたが通りそうもない。

この状態だと設定画面すら出せない。何も出来ないに等しい。

ガッカリしていたところ、横画面にしたらパスワード入力画面にならない事を発見。

即座にあれしてこれして普通に使えるように変更。
　

指での操作性まずまず。
動作速度もまずまず。全体的には普通。決して速くはない。

画面はさすがに広い。一般的なスマホの約2倍程度。アイコンは40個くらい表示可能。
ブラウザもPC用ページが普通に読める。


HOMEはMEDIAS用だろうか。アプリ一覧はページの概念も無く全て混ぜこぜ。最低最悪レベル。

サイズは巨大で片手操作は無理。指の移動距離も長くて疲れる。重さも350gあり、持ちながらの操作は辛い。
特に寝ながら使う事は不可能に近い。


スリープからの復帰は電源ボタンのみ。電源ボタン自体中途半端なところにあるので非常に使いづらい。

3Gデータの通信速度は実測1〜2Mbpsで寂しい限り。
屋内ではwifi通信に変更。
winfiの掴みは普通。ロック解除後すぐに繋がるレベル。


スクリーンショットは撮れないようだ。

内蔵ストレージは16GBあるが、一般的なROMが2GB空き、残り10GBは/sdcardにマウントされている。
このような形態は始めて使うが、これは分かりづらい。SDカードは/sdcard/external_sd　にマウントされている。この状態だと保存領域が3箇所に分散した形。USBで接続するとドライブが2個現れる。

これは一般人には理解不能だろう。メリットが何も無いに等しい。素直に内蔵ROMに全部割り当てればいいのではないだろうか？
　

SIM無しの状態でも特に制限らしいものは無く、普通にwifi端末として使える。
　

造り自体はしっかりしていて好感が持てるが、筐体が歪んでいる様な。。。テーブルの上に置くと4隅の1箇所が浮かんでおり、操作中にガタガタする。組立不良の製品を貸し出し品に回しているのだろうか。Made in Japan　の刻印が泣いている。
　

キャリア専用のアプリが何本かあるが、有用なものは無い。ただし、不要なものはアンインストール可能（全てではない）

産経新聞を入れてみたが、制限に引っかかって1面しか読めない。これでは魅力半減。

　

■その他の機能

タブレットが欲しいと思っていた時期もあったが、実際に使ってみると中途半端。
7吋ですら気軽に携帯できるサイズでは無い。コタツトップがせいぜい。
6万円出してまで買う気は起きない。

使ってても楽しくないのでモニター期間終了を待たずに返却。



ただし子供のゲーム用には最適。

タブレットは必須ではないが、一家に1台あると便利だろう。
　

付属していた16GB SDカードは貰えるようだ。Class6でまずまずラッキー。