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■ HUAWEI nova lite 3■

大画面搭載
廉価端末

2019/02/13
o-yam

●前書き

縦長画面の次のトレンドは全面屏である。上部をノッチ上にして画面占有率を上げる。
例によって高級機から始まり徐々に普及価格帯へ浸透。HW nova 3が出て一目惚れ。これは是非とも入手したい!!!と思ったがセール特価ですら2万円では保留せざるを得ない。
年が明けて廉価版のnova lite 3が出現。例によってスペックはショボいが大画面はキープしている。加えて楽天とOCNがキャンペーン開始で1万以下で入手可能。
どちらも音声回線契約必須だが。。。。うまい具合家族用に音声回線が1本必要。

これは突撃しかなかろう!(あんたバカぁ!?)

楽天とOCNを比較して、OCNに決定。
○端末価格が安い
○維持費が安い
○シバリが半年
×音声通話料が高い
×低速時が遅い

昔風に言うと端末一括3800円(オプ2、コン無し)
オプションは頃合いを見て解除の予定。

カラバリは赤・青・黒で、青が高級感あるそうなので青にしてみた。

1年前は納品まで2週間かかったので放置モードにしていたら4〜5日で送られてきた(佐川)


外観

化粧箱は白で普通、小振り

拡大

物理ボタンは無い。
通知ランプは正面下部にある。

拡大
右側面
音量、電源
上部
SIMスロット(nano、micro(SDと排他))、謎の穴
巨大なスピーカがあるが、ここからサウンドは出ない。

拡大
底部
イヤホン穴、謎の穴、microUSB、スピーカ


拡大
背面
カメラが2個と指紋センサ
背面はツルピカで指紋付きまくり
バッテリは交換できないタイプ

しっかりと作りこんでいて品質に問題はない。
青はピンとこない。赤にしておけば良かったかも。


仕様

・形状 フルタッチ 
・画面 6.2” 2340 x 1080(2.2:1) FHD+
・カメラ 1300万 +200万画素  LEDフラッシュ/インカメラ 1600万 画素
・無線 11 b/g/n  5GHz未対応

・ワンセグ ×
・おサイフ機能 ×
・NFC ×
・赤外線 ×
・防水 ×
・耐衝撃 ×
・LTE ○ FDD:B1/2/3/8/19 TDD:41
・DSDV ○ 
・VoLTE △ 
・Bluetooth 4.2

・OS Android 9.0
・CPU  Kirin710 2.2GHz 8core
・RAM 3GB
・ROM 32GB
・SD SIMと排他
・バッテリ 3400mAh 着脱不可

・サイズ 155×73×8mm 160g

RAM、ROM共に普通。実用十分

仕様はかなりグロい。
横幅は5.2吋なみの細さ。
nova lite 2よりチョイチョイ良くなっているが劇的な差はない。
Wifi、カメラ周りが寂しいところが普及機たる所以。

付属品

拡大 
メモ書きレベルのクイックスタートガイド。
透明の柔らかカバー付き。(nova lite 2は硬かった)
ACアダプタは1A→2Aになったが相変わらず半年保証。
保護シールは元々貼ってある(指紋が付きまくりで滑りもよくない)

拡大 
限定かなにか知らないが革風の手帳型ケースも付属。
スタンドになる訳でもなく何のヒネリも無い。

検証

おもむろに電源ON
画面はロゴがちょっとだけアニメーションする。
起動が妙に速い。

画面の発色、視野角は文句なし。色合いもニュートラルで白が白い。余裕で神レベル。有機ELのような派手さは無く落ち着いた雰囲気。
スクロール時に残像が残る気がしないでもないが室温が低いせいからかもしれない。

画面解像度はFHD+縦400ドットくらいで過去最大の縦長感。
システムの設定で低解像度の1560×720に固定も出来る。こちらでも何の違和感も無い。

指の追従性、動作速度は普通。antutu 12万くらいの値を示した。
GPUは2.7万
拡大 


HOMEはメーカー専用が入っていた。ドロワ有り無しが選べる。特に違和感は無い。

スリープからの復帰は電源ボタンのみ。
画面ダブルタップが使えなくなっている!!!
「持ち上げると復帰」が追加されているのでこれで代用/妥協せざるをえない。

スリープは電源以外使えないのだろうか?今時これはちょっとどうか。

ナビゲーションはジェスチャーで操作出来るようになった。各方向スワイプでホーム、戻る、履歴、アシスタント。ただし横画面には対応していないなど片手落ち感がある。
昔ながらのナビゲーションボタンを表示する事も可能。 


内蔵ROMは32GB(空き20GB以上)で普通に使う分には問題ない。

電池の持ちは不明。家に置きっぱなしなので。

発熱も特に感じられない。負荷をかけた時にほんのり温かくなる程度。

スピーカー音量は普通にデカいが底部に1個では音質はイマイチ。

■ビルトインアプリ

ありがちな物が何本か。
ファイルマネージャはLAN内のファイルサーバが見えるようになっている。ほほう。これは秀逸。

IMEはswiftkeyが無くなってウンヌになっている。

初android9(Pie)なのだが、変わった感が少ない。内部的には大きく進化しているのだろう。
バージョンが上がる度にセキュリティが高くなって使いづらくなっている印象。

■メール・電話・通信
DSDV、VoLTE、CA対応。liteの割には頑張っている。

音声通話はハングアウトかLINEでやっているので音声まわりはどうでもいいが。

■カメラ画質
晴天、オート
デフォルトのカメラは最低解像度が8MP。解像度くらい自由に選ばせて欲しいのだが。しかも8MPは13MPの上下をカットしているだけの手抜き仕様。

シャッター速度は選択可能
モノクロ写真はなし。無念。。。。
外側のモノクロカメラは測距用に特化しているらしい。そちらだけでは何も映る気配がない。

拡大 13MP
ジム×2、ポケストップ密集地

拡大 8MP
上下をカットして横長になった

拡大 8MP

拡大 8MP 遠景

拡大 13MP

拡大 HDR

拡大 

拡大 ズーム限界

拡大 空の蒼さ



拡大 
デュアルカメラによる、あとからボカし機能
画像処理でボカしている偽物だとよく分かる。

拡大 近接限界

絵的には悪くない。低価格デジカメ代わりには使えるだろう。

AIもあるようだがあえて使う理由もなさそう。

インカメラは未検証。クソジジイの顔を撮る事は一生無いので。インカメラは無くてもいいのだがどうにかならないだろうか。インカメラ重視派の割合を提示して欲しいものだ。インカメラを無くせば全面を画面に出来るのに。。。ブツブツ
■その他の機能
3本指スワイプでスクリーンショット、ツインアプリなどは健在。
LINEも2アカウント使用可能。

今回からGPUターボが追加。

無線のブリッジになる機能もあるらしい。
huawei-shareでスマホ自身がファイルサーバになる機能もある。これは便利かも。

顔認証もあるらしいがロック画面自体使わない派なので未検証。
■アプリ検証
・荒野行動
喜び勇んでテストを始めたが。。。。これはイマイチ。視点の移動が遅い。階段を駆け上がって敵に照準を合わせバババババ、が高性能機には劣る。

また、モーションセンサで照準を微調整するモードがあるが、これは反応が悪すぎて使い物にならない。こんなところでコストダウンしているのか。。。。

音の遅延に関しては違和感無いレベル。音ゲーではどうだかは不明。

視野は広い。右側の木が何本見えているか大きく違う。これは優位点。
拡大 iPad

拡大 MdeiaPadM5

拡大 AXON7

拡大 nova lite 3

とりあえずドン勝は出来たので勝てない訳ではないが、スナドラ800系、Kirin900系、iOS系相手では常にハンデを背負っていると言っても過言ではない。

不具合

ロック画面が無効に出来ない。android9の暴挙だろうか。
自宅でwifi運用の場合はロック画面は不要なのだが。

デベロッパモード内に画面ロック無効設定があるので無効にしておいた。

 

結論

よく出来ている。メイン機としても十分使えるだろう。
ただし定価の3万円は無い。楽天やOCN等で安く仕入れる方がいいだろう。

また、ヘビーなゲームをやりこむ場合はワンランク上の端末をオススメせざるを得ない。

●後書き
現在の使い分け

・音声メイン Galaxy feel(モバイルくん)

・ゲーム MediaPadM5、AXON7、nova lite 3←new!
・寝床端末 nova lite2 
・動画専用 中華Pad

持ち歩き用は小型で全部入りのfeelで十分。