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■ au Xreia Z Ultra SOL24 ■

大画面6.4吋
ファブレット端末

2014/12/29
o-yam

●前書き

2014/12/24購入

今回の目的は。。。。欲しい。
今年も幾多のスマホが発売されたが、どれもこれも5吋前後の画面で似たり寄ったり。食指が動かない。

そんな中ひときわ異彩を放っていたのがタブレット並みの画面サイズを誇るau SOL24であった。

タダになったら入手してやろうと虎視眈々と狙っていたが中々値段が下がらない。同時期に発売された端末がMNP0円になっても高いまま。

秋ごろにやっとMNP一括9800円くらいになってきたが、今度は在庫が危うい状況になってきた。

年末になってやっとMNP一括0円に到達。CB2万円付きが理想だが、多くて5千円程度。赤字だが妥協せざるを得ないか、もしくは在庫切れ覚悟で来月まで待つか。。。。と思案しつつ何気なくau ショップに行ってみた。

しばし店員をからかった後、在庫を聞くと最後の1台があるとの事。ここで価格交渉開始。店側も在庫を捌きたかったようで、周辺の量販店、専門店以上の条件を提示してきたので契約。

色は最後の一台と言うことで問答無用で白。

サクッとゲット。。。出来ずに問題発生。au回線は先月から動かしまくったので90日ルールに引っかかったらしい。docomoならいざしらずauでもそんなルールがあるとは知らなかった。
回避方法として利用者を契約者以外にすればいいらしい。家族でOKだが、確認書類が必要。。。自宅まで保険証を取りに行ってなんとか開通。トータルで2時間以上かかってしまった。

・端末代 0円

プランはLTE+フラット。ありがちなオプション系。CBは来月だが、フラットは月をまたがなくていいとの事。さすが auショップ。良心的である。

オマケが一切ないのもauショップらしい。
 
外観

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外観
ボタン類はソフトウェア

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iPod touchとの比較
圧倒的な大きさ



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右サイド
電源、VOL、イヤホン穴
蓋の中にSIMとmicroSD

縦持ちした時に丁度指が当たる所にボタン類がある。これは賛否が分かれるところ。誤操作の元になりそうで嫌な感じがする。



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左サイド
充電コネクタ
蓋の中にUSBコネクタ
今時キャップレス防水では無いのも珍しいのでは。

周囲は金属フレームで覆われている。蓋はさすがに樹脂製。しかも蓋がほんの僅かだが反っているようで端が僅かに浮いている。これは。。。もしかして返品されたものをそのまま売りつけられたかも。

背面もガラス
高級感はあるだろうが、実用性は疑問。

裏蓋は存在しないのでバッテリーの終了と共に燃えないゴミとなる。

充電コネクタは最初に見た時からいただけない。指が当たる部分にこんな凸凹した物がむき出しであるなど到底許せるものではない。


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底部にストラップホール。
日本メーカーらしい。

 

仕様

・形状 フルタッチ 
・画面 6.4”FullHD  (1920x1080)
・カメラ 800万画素裏面照射型  /インカメラ 220万画素裏面照射型
・無線 11 a/b/g/n/ac
・ワンセグ ◯
フルセグ ◯
・おサイフ機能 ◯
・赤外線 ◯
・防水 ◯


・OS Android 4.2 → 4.4.2
・CPU  スナドラ800 2.2GHz クアッドコア
・RAM 2GB
・ROM 32GB

・バッテリ 3000mAh

・サイズ 179 × 92 × 6.5 mm 214g

現行ハイエンドよりは多少劣るが必要十分、どころか十分速い。
サイズは果てしなく大きいが、妙に薄い。薄ければいいと言うことは無いと思うのだが、メーカー側に妙なこだわりがあるのだろう。

 
付属品

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TV用アンテナ、充電台付き。
ACアダプタ、ケーブル類は無し

充電台は過去最悪のしょぼさ。SONY汎用なのだろうがもう少しデザインとかクオリティとかどうにかならなかったのだろうか。

しかも強力磁石でくっついているので片手で取り外せない。過去にそんな訳の分からない仕様の充電台は存在していないのではないか。暫定的にガムテープで机上に貼り付けておいた。

 

検証

おもむろに電源ON
起動は速くもなく遅くもなく。
とりあえずファームを最新版にアップデート。
JBからKKに上がった。

画面は視野角広め。発色、コントラストもいい。最強の部類。

指での操作性、動作速度はサクサク。過去最強と言っても過言ではない。

タッチの感度は多少ピーキーな感じがある。特に静電気が原因で勝手にタップする事がある。保護シートを貼って多少緩和されたようだ。

サイズは果てしなく大きく、片手操作は不可能。
逆に新聞、雑誌系は捗るだろう。
 


HOMEはau のかんたんホームとXperia HOME。XperiaHOMEは存外悪くないのでしばらく使ってみよう。
何より充電台に置くと横画面に変わる。当たり前だと思うのだが、出来ないメーカーも多い。

スリープからの復帰は電源ボタンのみ。

wifiの掴みは普通。11acも問題なく接続。11nと大差はないが。
 


内蔵ROMの空きは多めで普通に使う分には問題ない。SDカード必須のアプリがあるので一応挿しておいた。


電池の持ちはまずまずの印象。発熱も少なく、ほぼ無いに等しい。
 

■アプリ

キャリア独自のアプリは多め。

SONY独自のアプリも多め。有用なものはない。試しに何個か見てみたがサーバーの反応が遅すぎる。検証以前の問題である。

ミニアプリもあるが、使いたくなるようなものはない。

日本語入力はSONY独自のPOBOX。機能的には及第点。画面が広いので50音配列が捗る。

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■メール・電話・通信
キャリアメールは例によって古臭いデザイン。使う気が失せる。

電話は受話口がかなり上の方にある。よって持ち手は顎のあたりにくるイメージ。問題はないが違和感はある。

LTEの速度は速くて20〜40Mbps程度で必要十分。

 
■カメラ画質
晴天、マニュアルモードでデフォルト設定
(おまかせモードでは解像度が選択できない)
拡大FHD

拡大8MP

拡大FHD

拡大

拡大8MP

拡大変な光の筋が入った

拡大ボケ具合

映りはまずまず
端末が大きすぎてカメラとしては使いたくないレベル
 
■その他の機能
フルセグチューナー内蔵!とは言え、窓際に持って行っても受信不可。
ワンセグもイマイチ。筐体が大きいのだからもう少しどうにかならなかったのだろうか。

ラジオもしかり。

その他、SONY製品と連携するような機能もあるようだが、生憎SONYの製品は買わない事にしているので未検証。

 

■不具合

端末自体に特に大きな不具合はない
 

●結論

Xperiaをまともに使うのは初めて。結構色々頑張って作りこんであるようだが、何かチグハグ感が否めない。やはりSONY製品は感性が合わない。

この画面サイズは唯一だったので仕方なく購入したが、他のメーカで同じサイズがあればそちらを選んでいただろう。

端末自体は悪くないのでオススメだが、電話が出来るとは言えこれ1台で済ますのは無謀。あくまでもサブ機。

電話機ではなく小型軽量タブレットと思った方がいい。

大画面1台体制にするのであればGalaxyNote系がいいだろう。

 

 

●後書き

現在の使い分け
・音声/データ au SHL21(mineo)
・音声サブ au SOL24 ←new
・予備 docomo SC-01F

・風呂端末 au IS15SH
・寝床端末 SBM 205SH