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■ au W22H ■ 着うたフル対応 |
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2004/12/07 |
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●前書き |
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2003年に当時au最強だったA5501Tを購入した。しばらくは買い換えないつもりでいたが、デジカメや動画の画質に納得がいかなかった為、愛着心、満足感が全くなかった。。。 ほどなくしてWIN機が出始め、パケ代も定額の時代に突入。さらにダブル定額も始まり、現在のプランとほぼ同じか、より安くなりそうだった為、一気に買い換え機運が高まった。 そして2004年秋に新機種が出揃い、物色を始める。 その中でスライド式の日立機が変わっててよさそうに見えた。カシオと合弁会社になってデジカメの画質もカシオ並みになったのではなかろうかと勝手に推測(笑) 近所の店を何軒か回って、その場で機種変更が出来るauショップで購入。ほとんど衝動買いではあるが(笑) 色は当然目立つ赤! なお、値段的にはポイントによる割引もついて13,000円くらいだった。最新機種への機種変更にしてはまずまず納得出来る価格である。 |
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●外観 | |
自身初のスライド式であり、かなり違和感のある概観。 終話ボタンの他、カメラ類起動スイッチ、マナー、シャッターなどがならぶ。
外部コネクタ類がゴムカバーの中に隠れている。 大きさ、重さは今どきの端末にしてはデカイ、重い。
画面下部を親指で押すとスッと開く。逆にそれ以外開ける方法が無い。 カーソルキーは押しづらい。それ以外はまぁまぁ。 裏側の変なところににminiSD。これは取り出しづらい。もう少しどうにかならなかったのか。 |
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●検証 |
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液晶はでかいが映りはイマイチ。横筋のようなものが散見される。まるでSTNのようだ。 フォントサイズも何種類か選択可能 だが、メール作成画面やアドレス帳などは横9文字程度の馬鹿デカイ文字のまま。選択出来るのが普通だろう。 メールやWEBの閲覧系では「極小」が選べるが、フォントがショボイ。 はっきり言って画面周りは落第点。 カシオや日立は初めてなので、操作性はちょっと違和感がある。メインメニューをカスタマイズしたいのだが。。。 キーレスポンスは良好。通信速度も十分速い。 GPS機能は精度が悪くなった感じ。内蔵アンテナのせいだろうか。 アプリはBREW対応。が、別にそれほど使う物ではないし、どうでも良いと言えばそれまで。 スライド式ではあるが、外部にいろいろボタン類があるので、文字入力以外は開けなくても操作は可能。 ただし、サイドキーも多用するため、片手で操作はつらい。開いた状態であればしっかりとホールド出来るので問題は無いが、毎回開けているようでは本末転倒でなんか納得いかない。 また、持ち運び時に勝手にボタンが押される事がある。いちいちキーロックするのがめんどくさい。 さらにしばらくすると画面が消えるが、ちょっと時計を見たい時も困る。何かキーを押して画面を出し、隅に小さく表示されている時計を見る事になる。折りたたみだと常時表示されている背面の液晶をみれば済むだけの話なのだが。。。 以上のようにスライド式はイマイチだったかもしれない。。。スライドならではのメリットが今のところ全然見えない。慣れの問題であろうか??? サウンドまわりはまずまず。スピーカーが2個付いてるからって訳ではないだろうが、特に不満は無い。 着うたフル自体はサービスとして面白い。しかし1曲400円近いのはいかがなものか。やはり1曲100円が妥当な線だろう。 さらに自作のMP3等は聴けない。片手落ちのような気がするが、著作権の問題で仕方がないのであろう。手持ちのCDくらい聴かせて欲しい物である。 またEZチャンネルなる動画配信サービスもあるが、パケ代がもったいないので無視。 自身初のQRコード読み取り機能。これはなかなか楽しい。さらにJANコードの読み取りも可能。読み取らなくても書いてあるんだが(笑) |
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●デジカメ | |
お待ちかねのカメラ。 ズームやオートフォーカスなど凝った機能は無い。マクロの切り替えは手動。 CCDは124万画素くらいでSXGA(1280x980)サイズが撮影可能。普段はVGAで十分ではある。 撮影スタイルは普通のデジカメと全く同じように構えて撮れる。当然閉じたままでOK。このあたりはスライド式ならではだろう。 以下サンプル。画質は全てNORMAL。 付属品の紹介も兼ねている。簡単マニュアル、詳細マニュアル、意味のないCD-ROM、ステレオイヤホン、平型丸型変換アダプタ。 以下薄曇りの夕方 以下全てSXGAサイズ。 動画はQVGAサイズで外部メモリ使用時に最高連続15分撮影可能。 サンプル動画はこちら ※要Quicktime最新版(6.5以上)
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●結論 |
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W22Hのウリであるスライド式はちょっと優位性が見出せない。普通の折りたたみが無難なところかもしれない。また、画面の映りもイマイチ。これも信号ケーブルの取り回しなど、スライド式が元凶と思われる。 デザイン自体は奇抜なので見せびらかすのにはいいかも。 デジカメ機能は全体的に眠い絵で、本物のデジカメには遠く及ばないが、まぁ納得出来るレベルだろう。 動画も然りではあるが、ケータイでここまで撮れれば充分である。 デジカメ機能の使用頻度が高まると思われるので256MBのminiSDをおごっておいた。trancend製。メモリカードも最近は随分安くなった物だ。 ※miniSDは付属しないので別途購入する必要がある。ただし、内蔵メモリが24MBあるので、急いで買わなくてもしばらくは大丈夫だろう。 なお、右サイドの終話ボタンが異常に押しにくかった(爪の先で押してなんとか反応する程度)のでauショップに持ち込んで初期不良交換してもらった。2台目は親指の腹で押せるようになったが、押しにくい事に変わりはない。
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●後書き | |
ダブル定額と言わずに、パケ代は定額2000円にならないものだろうか。 そうなればフル活用してもいいのだが。。。 |
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