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■AOpen AK77-8X Max ■ VIA KT400チップセット |
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2003/1/9 |
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●前書き |
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常用マシンは3年前に買ったKT133マザー+Athlon1GHzと言う構成。パフォーマンスはまずまずだが、24Hr稼働ではCPUの消費電力(TDP
51W)が気になるところ。 モバイル用AthlonはTDPが低いらしいのでいつか入れ換えるとして、手始めにサラブレッド対応のマザーに交換する事にした。 前回nForce2-STで作ったので今回はVIA KT400。近所の店に行くと何種類かあったが、機能テンコ盛りで一番安いAOpen AK77-8X Maxと言うのに決定。 AOpenのマザーはi810のMX3W以来久々。売るために訳の分からない機能を付ける(真空管、ピンク色、声優ボイス)など、マーケティングが邪道であったためしばらく無視していた。今回もAOpenはなんとか避けたかったが、他社の在庫、価格の関係上仕方なく購入したのである。 |
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●外観 | ||||||||||||
外観 黒基調。ATX、SocketA,KT400、DDRx3、IDE x 3 パネル USB2.0 x 4、10/100LAN、5.1ch対応サウンド コネクタ類 IEEE1394x2、SerialATA チップ SerialATA x2 標準で使えるのは以上。増設USBポート、デジタルサウンド入出力(?)等はオプションのブラケットが必要。 ギガビットイーサ、RAIDは無いが、まずまずの機能である。 ※ゲームポートは別売り?のブラケットが必要。過去のジョイスティックは使えないので注意。 |
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●検証 | ||||||||||||
メモリはDDR333の256MBを2枚。 例によってBIOSで細かく電圧、クロックが変更出来る。今回はベンチ目的では無いので全てデフォルト。 HDDそのままで入れ換えたが、起動しなかったので仕方が無くクリーンインストール。 特にこれと言って問題は発生しなかった。 SuperPiはAthlon1GHzで2分26秒(KT133)から2分9秒に短縮。この辺は流石DDRと言ったところか。 サウンドはパネルの3つの端子をソフトウエアで下記のように切り替え
SerialATAは対応デバイスを持ってないので未検証。当面使わないであろうからBIOS上でDisable。なお、3つ目のIDEはこのチップで実現しているようで、OSからは見えていない。使う場合にはEnableにする必要があるのだろう。 AGPもX8対応であるが、対応カードが無いので未検証。 また、Dr.VoiceとかなんとかでPOSTエラー時にエラーメッセージを喋る
。「ハードディスクエラーです」「キーボードマウスエラーです」「CPUエラーです」等。 変わった機能としては、 ファンのスピードを制御出来る。指定回転数の他、温度などに応じて自動制御する事も可能。BIOS上の他、ユーティリティでWindows上からでも設定可能。CPU温度が問題ない範囲で、ファンの速度を落として使用。 追記:
BIOSでFSBを1MHz単位で変更できるが、大雑把な設定(FSB 100、133、166)はジャンパで切り替える必要がある。
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●結論 | ||||||||||||
KT133+SDRAM → KT400+DDR と大きく進化した。ベンチのスコアは良くなったが、体感は大きな変化無し。 機能が大幅にアップした事により、拡張カードはVGA1枚だけになった。内部はガラガラ(笑) また最新チップセットであるため、FSB333MHzを含め現存する全てのSocketAのCPUが利用可能になった。今後の目的であるモバイル用Athlonはノーサポートであろうが、まず問題ないのでは無いかと思われる。 追記: AthlonXP2400+を使う事にした。普段はFSB100MHzの1500MHz(1800+相当)にし、電圧も1.45Vとモバイル並みに下げている。
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●後書き | ||||||||||||
これほど多機能になるとスロットに刺す物がない。MicroATXでいいのだが。。。 |
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