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■ AMD GeodeNX 1750@14W ■ 超省エネCPU |
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2005/2/6 |
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●前書き |
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静音パソコンには VIA C3 933MHzを使用しているが、クロックが1GHz近い割にパフォーマンスに問題がある。体感的には300MHz程度であろうか。使えない事はないが、かなり緩慢な動きである。 そこにAMD AthlonXP、サラブレッドコアを流用したGeodeNXが登場。超低消費電力でファンレスもOK、パフォーマンスもC3より上、となれば買うしかあるまい。 速攻ゲット!(秋葉に買いに行くのは面倒なので、通販で購入) |
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●外観 | |
元がAthlonXPなので外観、ピン数は同じ
OPN ブリッジ周辺 バルク品の為、ファンや付属品は一切無し。
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●検証 | |
マザーはBIOSTAR M7VIG proを使用 VIA ProSavageDDR KM266 コア電圧調整機能は無し Duron1GHzで動いていた環境で、CPUを差し替えて起動。
OS上では Unknown CPU Typ と表示されている。
デフォルトの倍率は6倍と認識しているようである。 BIOS上に倍率変更の項目は無いため、このマザーで何もせずに使うと800MHzになる。まぁ800MHzもあればネット端末としては十分ではある。 ここからはCrystalCPUIDの出番である。 おもむろに倍率変更を実行、めでたくクロック(倍率)が変更された。
CrystalCPUIDは常駐し、CPU負荷に応じて動的に倍率を3段階変更する機能がある。 に設定してスタートアップに登録。 お待ちかねファンレスの実験 CPUクーラは昔買ったAthlonXPのリテールクーラを静音FANに交換した物を使用。 通常の使用では50℃以下で全く問題ない。 ネット端末やサーバなど、一般的な使用方法ではCPU負荷が100%で続く事は有り得ないから、大きめのヒートシンクを付ければファンレスでの運用も問題ないであろう。
マザーが対応していれば、SpeedFANなどで動的にファンを制御するのも手であろう。 またさらなる低発熱を目指すのであればCoolON等も有効かも。 別のマザー、AOpen AKK77-8Xmax(VIA KT400) にて検証 このマザーはBIOS上でコア電圧を下げる事が可能。 なお、このマザーはAOpen謹製のSilenTekなるファン制御ソフトがある。 ただし、VGAカードが別途必要=電気を喰う為、ゲーム類を動かさないのであればオススメは出来ない。
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●結論 |
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CrystalCPUIDによる倍率変更機能を使ってもレスポンスはVIA C3より遙かにいい。 ソケット370と違って、USB2.0や内蔵LAN、ATA133、SATAなどを装備したマザーが使えるのも魅力。メモリが大量に積める点もポイント。
またPentium-Mと違って投資額が少なくて良い。 ただし、無茶苦茶速い訳ではなく、レスポンスはそこらの1GHzマシン並みなので、超高速レスポンス&ハイ・パフォーマンスが欲しい方はAthlon64をオススメする。あくまでもファンレス、静音を目指す方のみ。 なお、このCPUはネット端末として使用予定。VIA C3の時代は終わった。めでたく退役。 p.s.大量導入!と行きたいところだが、生憎nForce系は倍率変更が出来ないようなので魅力半減。、購入時には予め情報収集の事。 |
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●後書き | |
一応それなりのマシンは出来たが、ソフトウェアの力を借りなければ威力が発揮出来ないというのも多少考え物である。 マザー、OS、ソフトに依存せず、CPU単体で高速&低消費電力を達成出来ない物であろうか。。。
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