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■EPSON GT8700F ■ 透過原稿OK |
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2000/11/4 |
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●前書き |
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基本的にスキャナは使わない。邪魔だから。無いと困る事もあるので、今までは写真サイズのコンパクトスキャナを使っていた(しかしこれも年に数回使うかどうか)
今回たまたま透過原稿を読む必要が出来て、フィルムスキャナでも買うかとショップをブラブラしていたら、透過原稿が読めるフラットベッド発見。 キヤノンは35mmとかのありがちなフィルムが読める&安かったが、今回読みたいサイズは生憎それより大きい「ブローニ」版であった。 エプソンはブローニやさらに大きい「シノゴ」と呼ばれるサイズまで対応していたので、高価ではあったが購入。(高価ではあるが、フィルムスキャナ単体を買うよりは安い)
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●概観 | |
GT8700F
丸みを帯びている。最近のエプソンのデザインだね。横幅、奥行き、高さともかなり大きい。(やはり邪魔くさい) 後部。I/FはSCSI&USB。 同梱のユニット ユニット装着後。 元々のカバーは取り外す。 |
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●インストール | |
I/FはUSBを使用。SCSIも使える環境ではあるが、設置場所(ケーブルの長さ)や利便性(使いたい時だけ付ける)、相性を考えるとUSB以外に無い。速度的にはSCSIが勝っているようだが、今更SCSIも無いだろう。たぶん古いMac用に残しているのでは無いだろうか。
ここで問題発生。接続ケーブルが同梱されてない。当然付いているだろうと思ったが仕様のようだ。何割かのユーザはここでまた販売店に走って行く事であろう。手持ちのUSBケーブルがあったので難は逃れたが、これは由々しき問題。外箱にはあれもついてる、コレも付いてる等、何でも付いてるように書いてはあるが、ケーブル別売りとは一言も書いてない。たぶんクレームじゃんじゃん来てるだろうから、次のロットからシールでも貼られるだろうけどね。 SCSI専用だったらまだ納得出来るが、USBケーブルの1本でも付けた方がいいんじゃないかな。 添付ソフト ソフトのインストール。TWAINドライバは見た目は多少変わってはいるが、インターフェース、基本設計等は大昔から変わって無かった。使い方が分かっているのでそれはそれでいいかもしれない。 添付ソフトはOCR(使わない)、フォトエディタ(adobeのPhotoDeluxe HE 4.0、Photoshop 5.0J LE)。 PhotoDeluxeは意外と使い勝手がよかった。さすがadobe、血統が違う、と言うことか。 その他、USBにありがちな、スキャナ(デバイス)のボタンを押したらソフトが起動して云々等もあるが、所詮は常駐ソフトが監視してるだけなのでサッサと削除。 透過原稿ユニットは特にソフトは関係なく、ハード的に接続するだけ。 |
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●動作検証 | |
USBと言う事で転送速度が気になったが、大昔に使っていたスキャナよりは全然速い。問題になることは無いだろう。
かと言って所詮はメカが動くので無茶苦茶速いわけでは無く、それなりに時間はかかるので勘違いしないように。 解像度は1600dpiだからしいが別にプロユースでは無いので普段は200とかせいぜい400くらいで使う事になる。そもそもA4を1600dpiで取り込んだ日には一体何百MBになるのか??パソコンで処理出来るのか??デジカメの画素数と同じで、一般コンシューマはこのあたりの数字に惑わされないように。 取り込んだ画像は・・・普通。雑誌の様に何台も横並びして比較するのでは無いので、良し悪しを判断しようにも比較対象が無い。こんなもんだ、と割り切るしかない。 しかし透過原稿が読めるのは画期的である。大昔のネガから画像を起こす事が可能になった。スキャナを買う時は是非この機能が付いてる物を選択しよう。 サンプル(クリックで拡大) また、ロール紙対応プリンタがあれば簡易ラボになる。まぁそこまでする事は滅多に無いであろうが、実現可能になった事は賞賛に値する。 |
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●後書き | |
便利ではあるがフラットベッドはやはり邪魔である。構造上小さくするのは無理。したがって、小さくするには構造自体を変えなければならない。(ほとんど発明に近い物があるが) 購入する時は置き場所を考えてからにするように。 |
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