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■ nVIDIA Jetson Nano■ 超小形・AIコンピュータ |
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2020/11/11 |
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●前書き |
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●外観 | |
概観
同梱品は注意書きの紙ペラ程度で何も読むところが無い。 付属品は皆無。 使い方は自分で調べろ!的な。 ラズパイやJetsonを買う位の変態ならどうと言う事はないのだろう。 付属品は無いのでとりあえず画面を出すところまで行くには ・ACアダプタ 出力5V4Aくらい ・HDMIのケーブル ・HDMIポートのあるモニタ、または何某かの変換コネクタ ・マウス/キーボード USB ・32GBくらいのmicroSD もちろん他のPCも必要(ダウンロード〜SD書き込み) |
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●仕様 |
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・CPU Tegra X1 Quad-core ARM A57 @ 1.43 GHz ・GPU 128-core Maxwell ・メモリ 4GB LPDDR4 ・無線 無し ・Bluetooth 無し ・LAN Gigabit Ethernet ・USB USB 3.0 4ポート ・画面 HDMI + Displayport ・音声 無し ・スロット Micro-SD ・電源 5V DCジャック ・サイズ 100 mm x 80 mm x 29 mm ・付属品 無し 無線、Bluetoothは各国に対応したのを勝手に使えと言うスタンス |
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●組み立て | |
組み立ても何もケースすら無いのでケーブル刺しておしまい。 ヒートシンクが結構暖かくなる。ファン(5V)を付けた方がいいらしい。 家探しすれば12Vのファンくらいあるだろうけどハンダ付けで5V化するのもめんどくさい。 空気清浄機の上部から常に風が出ているのでこれを流用。費用100円(100均のワイヤー棚) |
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●検証 | |
まずはOSを用意する 別PCでNVIDIAからダウンロード、いつものEcherでSDカードに書込 以上 JetsonにSDカードを刺して電源投入 NVIDIAのロゴがクール! ほどなくしてUbuntu18.04LTSが起動 その先の手順はいつものUbuntuで迷うことはない 日本語環境がインストールされるまでは英語だらけなの苦手な方は苦労するだろう。 NVIDIAの壁紙がクール!(これはNVIDIAのサイトから落とせる) 通信は有線LANなので何も設定はない。 一通りアップデートした後、早速画面周りの検証 googleの3Dマップはまぁ。。。我慢できる程度に動く。速くはない。 全体的な操作性も10年前の遅めのPC程度 ラズパイ+MATEよりは実用的なので常用端末はjetsonにしよう。 デスクトップ環境もMATEにしておいた。 # apt install ubuntu-mate-desktop まずは日本語入力の問題 なんかガチャガチャやってたらfcitx、mozcが無事入った。 手順は忘れた 次に音の問題 HDMI経由でしか音が出ない。生憎PC専用モニタなのでスピーカが付いてない。 音を出すにはUSB経由で何かしら拡張せざるを得ない。 今回はUSBのBluetoothドングルが転がっていたので再利用。うまい具合認識してくれてBTスピーカと接続。何故かモノラルになってしまうが動画の音程度なのでヨシとする。 次はUSB起動 純粋にUSB起動は出来ないようなので(またか・・・)SDカードで起動して途中で高速USBメモリに渡す方式にしてみた。 手順はネット上にゴロゴロしているので躓く事はない(sda1とsda2を間違えて躓いたけど) ベンチで比較してみたところ画面周りは ラズパイ:ママチャリ Jetson:スクータ 常用PC:普通車 くらいのイメージ 追記 ブログの方で随時更新中 http://yatoren.at.webry.info/
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●結論 |
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低消費電力、省スペース、無音にどこまで拘るか!?拘りすぎればシングルボードコンピュータに行き着く。 が 許容範囲ギリギリ。 もう少し軽快感がありそうと思っていたのだが。。。。 SSDに変更すればもう少しまともになるかも。今後の課題。 端末としても使えるファイルサーバ、として使用予定 将来的にCPUボード交換?もう1台買った方が早いかも。 ラズパイの方が機能が多いのでコスパがいい。対応OSも多く、色々と遊べる。 よって家庭用のオモチャとしてあえてJetsonを選ぶ必要はない。加えてどっちも遅い。 |
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●後書き | |
この記事を書いてる丁度その日、ARM系Macが発表になった。 パーソナルユースには最適。 しばらくの間、世の中はARMが席巻するだろう Intelピンチ! AMDはまだ余裕あり |
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