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■ Lenovo ThinkVision T23d-10 ■

22.5" WUXGA
1920x1200
液晶モニタ

 

2019/03/06
o-yam

●前書き

家族用のアナログブラウン管テレビが死亡。ここで選択肢が何個か。
(1)無視
(2)TVを買う(激安/中古)
(3)サブサブモニター(TV付き)を供出
  (a)中古のサブサブモニタを仕入れてくる
  (b)メインを入替えて元メインをサブサブ
一番幸せになれるのは(3)−(b)
サブサブなので無くても致命的ではないが、メインのLGが10年選手でくたびれてきたので、LGをサブサブにしてメインを新調する事にした。

まずは光沢パネルを探す。無い。。。。PC用はこの10年で絶滅してしまったようだ。無念。。。。
次はワンランク上の解像度、WUXGAを探す。ううむ。。。メインストリームから外れたレア物のようで機種が少ない上に高い。
その中でレノボ直販が最安(1万円台)だったのでそれに決定。

サイトでまず会員になってそれから購入。無金利ローンもあったが、今回はクレジットカードにしてみた。

注文〜到着まで9日間。中国から渡ってきたようで待ち時間が長かった。最終的にはクロネコヤマトが持ってきた。
 

外観

まず驚くべきは箱の大きさ。
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ずっしりと重く、違うものが入ってるんじゃね?レベル。

箱を開けてみて納得、各パーツがかなり頑丈に作られている。オフィス向けなのだろう。プラスチッキーなLGとは大違い。

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スタンド(首と台座)は後付け。首はワンタッチ、台座は手回しネジ1本で支える構造。頑丈なので不安定さは無い。

このスタンドが秀逸。大きくチルト、スイベルが可能。そして上下方向に可動する。適度な重さでズズズと動く。よく出来ている。ベストな位置に設置が可能。
さらに作業中に気付いたがこのスタンドはピボット機能も有している。いたれりつくせりでこのスタンドには95点を付けてもいい。台座がドーム状なのはちょっといただけない。ここはフラットにして欲しかった。


設置した感じでは、3辺挟額縁のおかげで横幅は短くなった。縦方向は広くなった。台座込みの奥行きは結構ある。画面だけ前に飛び出ているイメージ。

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メニューボタン&額縁の細さ


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コネクタはアナログ、HDMI、DisplayPort。
DVIが無いのは時代の趨勢か。
音声やUSB等は無い。相変わらず質実剛健。
電源回路は内蔵で、邪魔なACアダプタは無し。これはまずまず。


付属品はアナログ、HDMI、電源ケーブル。20カ国語くらいの紙ペラマニュアル。

検証
ボタン類は物理ボタンで前面に並んでいる。LGは脇に並んでて操作性が最悪だった。。。

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メニューも秀逸
対応するボタンの上にアイコンが表示されて非常に分かりやすい。芸が細かいがよく考えられていて好感が持てる。

ただし薄暗いところではボタンの存在がよく分からない。薄ボンヤリとでも発光するほうがいいかも。

言語に日本語もある。ブルーライトカットもあるが変な色になるので無視。

肝心の映り。
ポンコツ機材の関係でアナログRGB接続だが、視野角、発色ともに問題は無い。どの角度からもよく見える。
アナログ接続なので多少キレが無いが許容範囲内。

色の鮮やかさは劣るような気がする。これは非光沢だからであろう。オフィス用途なのでここは我慢せざるを得ない。

ブライトネス、コントラストや応答速度はもはやどうでもいい。

画面は充分広い。フルHDよりアイコン2〜3個分くらい上下が広い。
Win10/EdgeでExcelOnlineを開くとこんな勢い。
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マシン別の検証結果

Windows10/Geforce  ○
LinuxMint/GeForce △

例によってポンコツPC切替器経由で接続しているのでOS側にモニタの情報がいかない。
xorg.confで水平周波数のレンジを指定してなんとか表示。
 

●結論

これはオススメ。
現在のDPIと同じままで多少なりとも広く出来る。

造りもしっかりしていて長く使えるだろう。人生最期のメインのモニタになるような気がしないでもない。

 

●後書き
画面は無くてはならないものだがあまり進化しそうにない。
解像度は4Kとか言われても細かすぎて見えないのでは。
コネクタはUSB接続が主流になっていきそう。
タッチパネルは不要。
激薄、激軽はいいかも。