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■ ASRock N100DC-ITX ■ 極々一部で話題のマザー |
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2023/07/04 |
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●前書き |
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無音。現在BIOSTAR J4105NHUを画像サーバ兼常用端末として使っている。ファンレス+ACアダプタ仕様で完全無音。 遅い。エ□画像生成機のRyzen5 5600Gに比べるとまったり感が多いというかネバネバしてると言うか。。。キビキビ感に乏しい。 2023春頃からN100、N95 を搭載したミニPC/ノートPCが出現。先人たちの評価は上々で「速い」だの「これで十分」だの。 6/28(水)に「XPRICE」なる業者が販売開始。 木曜 金曜 (販売開始日) 土曜 出荷準備開始メール 日曜 出荷メール 月曜 到着(佐川) 秋葉原などに行ける環境であれば土曜あたりに最速で入手出来たであろう。 ただしXPRICEの初値が最安だったのがラッキーではある。 |
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●外観 | |
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●仕様 | |
・型番 ASRock N100DC-ITX ・CPU N100 700MHz〜3.4GHz 4C4T 6W ・GPU CPU内蔵 ・メモリ DDR4 1本 ・ストレージ SATAIII x 2、M2(NVMe専用) ・無線 無し ・Bluetooth 無し ・パラレル/USB3 ピンヘッダ 外部ポート ・LAN GbE ・HDMI フルサイズ + VGA ・USB3.0 x 2 ・USB2.0 x 4 ・PS/2 x 1 ・シリアルx1 シリアルがある。組込み用途も想定しているのだろう。今となっては大半の人間が存在自体知らないと思われる。 また、2台めのモニタはVGA接続になる点は注意。 ・付属品 付属ドライバ無し。 マニュアルは英語。 SATA電源ケーブルは専用品。無くしたら面倒なことになる。 |
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●設置 | |
今回はケースから新調 小型miniITXケースを越境で仕入れた。確か2千円くらい。 電源無しのただの鉄の箱で過去最小サイズ 設置面積は約200x200mm ファンなどもなし。 後方のプレートに2.5インチストレージが取付可能 ノート用の19V3.4A 目論見通りプラグのサイズはピッタリ 小型なので組み立てが簡単。膝の上に乗っけてちょいちょい。 メモリ1スロットしかない & 長く使う予定なので32GB(中古)を仕入れた。 リリースではMAX32GBと書いてあったが、HPやマニュアルなどではMAX16GBになってる。。。。 (サポートのページでは32GBで動作確認している) 実際正しく認識した。助かった。。。。 たぶん速い32GBメモリが無いとかそんな感じと思われる。もしくは電源回路が貧弱かIntelの圧力か。 M.2 SSDこれは失敗。NVMe専用でSATAは認識しなかった。。。載せ替えるだけの予定だったのだが。。。。 仕方がないので余り物のNVMe(128GB)に変更してOSの再インストール。 Ubuntuなのでチョイチョイではあるが。 組立完了の図。組立も何もネジ5本とかそんなレベル。 なお、付属のストレージ用ケーブル類は今回みたいな狭苦しいケースに入れる場合は要注意。コネクタの上下が逆になってひと工夫、ひと手間が必要になる場合がある。 |
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●検証 | |
ACアダプタを繋いでおもむろにスイッチON 必要最低限に近いので起動しないワケが無い。 UEFIでサッパリとした画面 文字だけの「AdvancedMode」もあり 起動確認できた時点でBIOSアップデート。USBメモリにBIOSファイルを入れる方式。 設定は・・・・なんか色々知らない項目が増えてるが、面倒なので無視 「SecureBoot」だけ切っておけばいいだろう@Linux OSはLinuxで「UbuntuMATE 22.04.2」 内蔵グラフィックをはじめ何も問題はなかった。 クロックは基本700MHz 高負荷時だけ上がるイメージ octane Ryzen3 3200G超え J4105の2.5倍以上 将棋AI(やねうら王)のNPSは2000弱くらいで大して速くはない。 体感的に多少キビキビ感が増した。とは言え、遅いのが普通になっただけだが。 メモリは32GBにしたのでSWAPは発生しないであろう。 仮想マシンで遊んでも物理メモリは枯渇しないと思われる。 数日使って下記の感じ ファンを始めとして回るデバイスは一切ないので測定するまでもなく完全無音 消費電力、温度は アイドル時 12W 60℃ 高負荷時 25W 95℃ 旧Celeron J4105 15W 65℃ くらい ※ヒートシンクは触れないくらい熱くなっている。高負荷が続くような使い方ではケースファンをつけた方が精神衛生上いいかもしれない。 追記: 無音過ぎて付いてるかどうか分からないので、その辺に転がってたLED付きケースファンを仮置きしてみた。 吹付け方向で設置、10℃くらい下がって結構効果があった。 追記2: 内蔵M.2 WiFi&BTコンボカードを付けてみた。 WiFiスロットはCNVi専用(Intel専用)らしい。 遠い昔にあったソフトウェアモデム的なノリらしい。 WiFiは動作するものの、BTがダメ。相手が全然見えない。 アンテナを追加してみるもWiFi感度が上がっただけでBTが動かないのは同じ。 他のディストリビューションなら見えるかもしれないが、そこまでして動いて欲しいものではないのでまた後日。 追記: AX210に替えてみたがさらに悪化。何も見えなくなった。 困ったもんだ。ソフトウェアの話なのでその内どうにかしよう。 なお、使う予定がないWindows環境は未チェック。
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●結論 |
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Ryzen5 5600ほど速くはないが、確かに十分 Celeron J4000から2世代進んだのでハイパフォーマンス&低消費電力。 汎用部品で揃えたので完全無音&メモリ最大 これ1台で常用端末、サーバ、なんでもこなせる 満足度は高い 逆に妙な拘りが無ければ普通のミニPCの方がお手軽だし価格も安い。組立ができない/面倒な人間はそっちでいいだろう。 とりあえず無音サーバ構築計画はコンプリート。 |
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●後書き | |
このPCで10年は戦えそうな気がする。せいぜいストレージを替える程度か。 先に死んで遺品になる予感!! |
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