■背景約3年FUJIFILM DS-7
を使ってきたがそろそろ買い替えモード。春頃から200万画素級&USB対応が ■選択 譲れないポイントはUSB接続。シリアルはすでに終わっている。IEEE1394がマイナーな現在ではUSBしか選択肢は無い。 この時点で選択肢は東芝、エプソン、KODAK。 その他、画面モード800*600がある機種。いくら1600*1200がOKと言っても、普通はその下の解像度で充分。しかし、今更VGAもなかろう。 また、エプソンは高い、KODAKはでかい等不満点もあったので必然的に東芝に決定。 ■購入 デジカメは店によってそれほど価格差は無いので、近所の店で購入。事前リサーチでメモリカード(SmartMedia、本体には2MBの物しか添付されていない)とUSB接続キットが必要と理解していた。 本体は3色あるが、在庫はシルバーしか無かったのでソレにした。 ■内容物 本体、ACアダプタ、変な形のバッテリ。約に立たない2MBメディア。ストラップくらいか。 接続キットには専用USBケーブル2本(これは良心的だね)、シリアルケーブル、ドライバCD。 ■ファーストインプレ とりあえずマニュアルを見ずに触る。なかなか分かりやすく、90%はマニュアルレスで操作可能。マニュアルを一通り眺めれば全て理解出来た。 液晶の追従性はまぁまぁ、視野角はちょっと悲しい物がある。ファインダもあるが、200枚撮影出来るのなら狭苦しいファインダを覗く事も無かろう。そもそもデジカメの意味が無い。 重量は金属ボディの為ちょっと重め。大きさはDS−7よりはぐっと小さいが、やはり気軽に持ち運びたくなるようなサイズ/大きさでは無い。100gを切らないと持ち歩いてやらないよ。 ■転送 デジカメのデータを如何にパソコンに転送するか。これが非常に重要。この重要性を理解してないカメラメーカは恥を知れ(普通のカメラメーカに多い。技術が無いのか?)。 シリアルは論外。PCカードも論外。パラレル/USB接続のカードリーダ?何故そんなものを買わねばならいない?標準/お手軽/高速となればUSBしかなかろう。 まぁデジカメメーカとしたらホストの要らないIEEE1394の方が魅力的であろう。当然開発も着々と進めていたであろうが、1998年にIntelが突如としてIEEE1394標準搭載を止め、パソコン標準I/Fにはなりえない状況となった。ここで明暗が分かれ、今の状況になっているのではないかな?>開発力の無いメーカ。 まぁそれはさておき、本題のUSB接続。 コネクタは特殊な専用タイプなのが不満ではあるが、まぁヨシとしよう。パソコンとケーブルを繋ぎ、デジカメを転送モードにすると・・・おっといきなりダイアログ。「転送しますか残しますか云々」と聞いてくる。OKを押すと瞬時に転送完了。従来の様に「煙草を一服」してる暇は無い。 転送ソフトに頼らずとも、「リムーバブルディスク」として認識されているので通常通りファイル(JPEG)をコピーしても良い。
■その他の機能 ファームのアップデートも可能。早速アップデートしておいた。 ■結論 基本性能、使い勝手は徐々に向上してはいるが、そろそろ画素数勝負はやめてもっとユーザフレンドリな製品を作って頂きたい。 「デジカメはもっと自由で手軽でなければならない」 まず100gは切って頂きたい。次にカメラ然とした形状はやめて頂きたい。常時持ち歩ける、持ち歩きたくなる製品にして頂きたい。そこのデジカメメーカの開発関係者諸君、性能競争はやめてニッチでユニークな製品を作りませんか?(誰も見てねーての) |