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■ PENTAX Optio E90 ■

1000万画素
激安デジカメ

2010/07/07
o-yam

●前書き

家人用に購入。旅行など年に数回使う程度。となると充電作業はしたくないであろうから単3電池がいいだろう。


要求仕様は
・1万円以下
・単3電池
・SDカード

後は店頭で物色。仕様を満たしているデジカメの中ではGEなるメーカの某とOptio E90が安かった。

他人用なので変なメーカは避けたほうがいいだろう。
PENTAX Optio E90に決定。
価格はオモチャ並の7980円。

ついでに激安のSDカード(2GB)と高そうな電池(EVOLTA)も購入。
外観


拡大化粧箱
 

拡大外観
ほぼタバコサイズ。大きくもなく小さくもなく。
表面はゴムっぽい手触り。これは賛否両論だろう。


拡大
ありがちな配列のボタン類。
一発録画ボタンは無し。
初心者向けの「グリーンボタン」がある。
 

拡大開口部
電池とSDカードスロット
SDHC対応


拡大上&側面
電源+シャッター
側面はUSB端子

拡大底面
電池のところがグリップになっている。

拡大勃起時
ズームしてもそれほど変わらない。



拡大付属品
USBケーブルのほかは見ての通り。
ほとんど無い。
単3電池は2本付属していた。
 

仕様
画素数 1000万画素 こんなにいらないのだが
最大撮影サイズ 3648×2736 SXGAの縦横3倍程度
動画サイズ QVGA,VGA 30fps/15fps
静止画枚数 SDカード依存  
マクロ 10cm 寄れない
ズーム 光学3倍 デジタル系併用で17倍
重さ 170g程度  
電池 単3 2本  
手ぶれ補正 無し 高感度でごまかす
顔認識 有り  
ISO感度 100〜1600  


 

検証

ホールディング
大きさ、重さは一般的なデジカメと同じレベル。グリップがあるので持ちやすい感じ。

電池周りは単3 2本。カタログ値は220枚となっているが、実測は半分くらいではなかろうか。2泊3日の旅行であれば100枚も撮らないであろうから電池交換は不要と思われる。

操作系:
電源投入後1秒程度で撮影可能となる。意外と軽快。

操作方法は一般的。一通りの機能はマニュアルレスでもOK。

画像消去は1枚ずつで、全画像を消すにはメニューから辿っていかなければならない。ちょっと面倒。

初心者向けに「グリーンモード」なる全自動モードがある。単にメニューが弄れなくなるだけ。画像サイズすら選べないので存在価値無し。


変わった機能として「モードメモリ」がある。色々なモードを覚えて欲しいかどうかを設定出来る。これは便利。
拡大


ダイヤル
は無い。

マクロはボタン+メニュー。ちょっとメンドウ。

液晶は視野角が最悪レベル。この辺りでコストダウンしているのであろう。

記録画素数は最低がVGAで その次がXGA、フルHD、QXGA・・・と続く。
写真プリントが目的なのでXGAは辛い。UXGAが丁度いいのだが、残念ながら無い。QXGA(300万画素)で常用する事になるだろう。

動画は VGAでAVI。単3電池なので動画は撮りたくない感じ。
 

連写は不明(使わない)。

ソフトウェアは「Media Impression」なるありがちな統合ソフトが付属。機能が多すぎて何がなんだか。

 

サンプル
生憎の曇り空
特記が無いものはAUTO、QXGA(3M)クリックで拡大
陸橋からの風景

クリックで拡大
光学限界 3倍ズーム

クリックで拡大
デジタル併用 17倍

クリックで拡大
最高画素数 1000万画素

クリックで拡大
XGAサイズ



クリックで拡大
自動販売機

クリックで拡大
マクロモード

クリックで拡大
マクロモード

クリックで拡大
水しぶき

クリックで拡大
風景


クリックで拡大
廃線マニア必見の遺構(上州電気鉄道)



まぁこんなモノであろう。
 

特殊撮影
クリックで拡大
マクロ限界
全然寄れない


クリックで拡大
ISO 400

クリックで拡大
ISO 1600


 

●結論

・視野角が極端に狭い
・マクロが弱い

画質的にもイマイチ、細かい不満点も多々あるが、7980円でこれだけ動けば十分である。

セカンド機や子供用、高齢者にも適している。プレゼントもアリだろう。
●後書き
一つだけ問題がある。家人はパソコンを持っていない。撮った写真は近所の電気屋で印刷するとして、データはどうするか。

2GBなので2000枚以上保存出来るが、バックアップはどうする?
SDカード対応のレコーダーがベストなんだろうけど、もっと手軽な方法は無いものだろうか。

なんらかの策を練らねばならない。