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■ Bフレッツ導入記録 ■

マンションタイプVDSL方式
ひかり電話付き

2005/3/26
o-yam

●前書き

フレッツADSLはモアII(24M)を契約しており、線路長が短い事もあって実測で11Mbpsは出ていた。

しかし、引っ越し(都落ち)によって、あろう事か実測1.6Mに一気に落ち込んだ。当初は理由がわからずNTTに電話して助けを求めたのだが、程なく線路長が3kmを超えている事が判明。
周りが田んぼならまだ納得出来るが、JRの駅から徒歩3分の、いわゆる町の中なのだが。。。。
と、嘆いたところで収容局が近くに出来るはずもなく、悶々と過ごしていた。

そんなある日、夏の暑い日だったか。NTTの代理店とか言うお姉さんが訪ねて来て、聞けばこのマンションに光が来る!?まだ調査段階のようだが、ホントに光が来たら1番で加入してやるからさっさと引け!と言っておいた。

その後もたまにお姉さんが来る物の遅々として話は進まず、NTTに電話してもまだそんな話は聞いてないとか。大家との交渉がすすんでないのだろうか。


寒くなってきた頃ようやく話が進展したようで、契約者を募り始め、初めてここで署名。

しかしまた梨の礫が続き、忘れた頃にNTTに電話して状況を確認。一応2月頃に工事予定らしい。


そして、2月下旬、マンションの工事日が決定したようで、やっと「Bフレッツ マンションタイプ(VDSL方式)」の加入案内書一式が届 いた。頃合いを見計らって電話で申し込み。うまい具合NTT直々のIP電話「ひかり電話」も始まったのでついでに申し込み。

工事日は2005年3月25日に決定。約2週間待ち。

プロバイダは引き続き@niftyを使う事にした。

※工事の日に管理人室の鍵を開けておいてくれないかと言われたが、めんどくさいのでそっちでやれ、の一言で押しつけた(笑)

●構築

しかし一体どんな機材を用意すればいいのか、むこうからは何が来るのか良く分からず、やきもきさせられた。

ほどなくNTTからひかり電話対応のルータ(WBC V110M)が到着。

拡大外観

沖電気製らしい。かなりでかい。過去最大サイズ。
レンタル品。

拡大コネクタ部

上の蓋を開けるとPCMCIAスロットが出てくる。
ここに無線カードを付ければ無線対応になるのだろう。
今回は未使用。

拡大背面

HUB4ポート付き。
RJ11ジャックがIP電話対応の証。

設定用ソフトが付いていたがどうせ細かい設定をするので無視。
ブラウザで接続し、アカウント、IPアドレス、DHCP、IPフォワーディング(NAPT)を設定。
内容や設定画面はありがちで特に迷う事は無い。
変わった点はIPv6のブリッジ設定があるが、良く分からないのでとりあえず無効にしておいた。
また設定画面上で新しいファームの有無が確認出来る。どうでもいいか。


次に既存の11Mの無線がネックになるのは火を見るよりも明らかであった為、54Mの無線ブリッジを購入して差し替え。

拡大

BuffaloのWLA2-G54C。カードセットで1万円以下。
安くなった物だ。

これはアクセスポイントとして使用する他に既存のWLA-G54とリピータ接続(WDS機能)し、部屋間の配線を不要とした。

拡大WLA-G54


そして運命の2005年3月25日、NTTの工事の人間が来てVDSLモデムを設置していった模様。(家族に立ち会わせたので詳細不明)

拡大VDSL モデム
VH-100 日電製らしい。モデム単体の割にはこれまた大きめサイズ。
これは特に設定等は無い。レンタル品。

ちなみにVDSLとは、マンションの管理人室あたりまで光回線が来ていて、そこから先は電話回線を使ってADSLの様な感じで通信する。
室内はADSLと似たような機器構成で配線、構築する事になる。
ADSLとの違いはスプリッタが無い事くらいである。


工事の人間が帰ったあと、NTTから今から局内で切り替えをする旨の電話があり、ほどなくしてアナログからひかり電話に変わった模様。

なお、工事の人間はモデムの設置までしかやってくれないので、ルータの設置や電話の接続などは自分でやる事になる。
(一応設定サービスもあるようだが、勝手に設定されても困るので利用しなかった)

プチプチと機器を繋ぎ込んで

祝・光開通!

 

検証

おもむろに回線速度測定サイトを巡回して回線速度を測定。
結果は

下り 21Mbps
上り 13Mbps

当然過去最高。従来の1.6Mbps比で10倍以上
まずまずであろう。
特に上りは驚異的。自宅サーバのレスポンスも随分と上がると思われる。

なお、23:00を回った頃だと多少落ちて下り15Mbps程度になった。

間に802.11gの部分があるが、こちらは実効25Mbps程度なので、まぁ丁度良い具合であろう。


パフォーマンスは特に問題ない。WEB等は瞬時に表示されるレベル。
まずまず快適。

ただし、会社の環境も光で、自席の端末で40Mbpsは出ているので、21Mbps出たからと言って特に感激は無い。やっと同じような環境になった程度である。


ひかり電話はNTT直々のIP電話である。ルータに何やら仕掛けがあるらしくサーバだのIDだのパスワードだのの設定が全く不要でいきなりIP電話が使える。番号も従来の加入電話の番号のままでイケる。

逆に従来使っていたNIFTYのIP電話は使えなくなり、050-XXXX-XXXXの番号は無くなった。

また、アナログ回線は休止状態になった?(休止の証明書がまだ来てないので良く分からない)

よってかけられない番号も出てきた。特に時報すら繋がらない。(お前の電話からはかけられない旨のアナウンスが流れる)
さらに停電時には一切繋がらない。

まぁ携帯があるから問題はないが。。。

 

●結論

光も競争が激化しており、初期費用無料だの工事費無料だのプロバイダ料金何ヶ月無料キャンペーンだので随分と導入コストが下がった。

ランニングコストはキャンペーン期間だかが終わらないと良く分からないが、従来のADSL+アナログ電話と同じレベルではなかろうか。

コストが同じで速度10倍。

これは切り替えるしかあるまい。

 

 

●後書き
現状では充分な速度であるが、後何年かは同じ速度であろう。速度が向上する様な気配は無い。せいぜい共有部分が太くなる程度では。。。?

またISDNの時みたいに進化が止まってしまうのでは無いかと憂慮する今日この頃である。