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■ Aterm WR8700N ■

300Mbit 無線LAN
コンバータセットモデル
 

2010/4/21
o-yam

●前書き

自宅の無線は11gの54Mですっかり旧式になってしまっている。

光が来ているのに無線部分がボトルネックになり、本来のパフォーマンスが得られていない。

11nが正式版になってから虎視眈々とリプレースを計画。
日電からそそるモデルが出たので速攻で購入。

イーサネットコンバータセットモデルで2万円。
●外観

拡大

拡大親子


拡大

LANポートは全てギガビット。

無線は11b,g,a,nの全て対応、周波数は2.4GHzと5GHzで同時利用が可能。

親機にはUSBポートもあり、USBストレージを繋げば簡易NASとして使用可能。

親機はルータ機能有り無しがハード的に切り替えられる。

 

設置


メーカーが想定している使い方は
ルータ→親機→→→コンバータ

であるが、ルータはリビングに設置してあり、マシンルームとは離れているため、ルータと親機を直結する事は出来ない。よって今回は
ルータ→コンバータ→→→親機

である。ルータのポートをコンバータでいきなり無線化し、マシンルームに設置した親機と接続する。
親機のGbEポート×4はマシン群に接続。
親機はルータ機能を殺して、ただのアクセスポイントに設定。

変わった接続方法なので微妙に不安があったが、特に問題なく接続できた。


 
検証
おもむろに回線速度測定サイトを巡回して回線速度を測定。
結果は

下り 60Mbps

間に無線が入っているにも関わらず、損失がほとんど無い。
従来は20Mbps程度だったので約3倍。
やっと光のパフォーマンスを最大限に享受出来るようになった。


とは言っても速度を体感出来る訳は無い。
速いサーバに繋いでダウンロードすれば多少体感出来るかな?程度の変化しかない。

逆に言えば20Mbpsあれば十分である。
 


また、今回の構成は一つだけ問題がある。
無線の端末からは

端末→→→親機→→→コンバータ→ルータ

と、外に出るまで2回無線を通る事になる。

リビングでルータの近くにいても、一回遠く離れたマシンルームを経由しなければならないとのはマヌケと言えばマヌケではある。


まぁ端末は54gクラスがせいぜいなので20Mbpsも出てれば十分である。
許容範囲内。


簡易NAS機能は未検証。常時稼働しているサーバがあるのでワザワザNASを追加する必要は無い。


マルチSSID&ネットワーク分離機能はなかなか優れている。

SSIDがなんと4つもある。そしてそれぞれのセキュリティレベルを変更出来る。
WEPしか設定出来ないゲーム機や端末などはLAN内には加えず、インターネットだけ接続出来るように設定可能。

高機能ではあるが、ややこしいと言えばややこしい。下手に設定すると野良APになって近所から丸見えになりそうではある。

MACアドレスで弾くようにする事も出来るので併用する方が無難だろう。

 

●結論

WEPしか設定出来なかった従来の環境から比べると雲泥の差。
速度も十分速い。
さらにギガビットのHUBも不要になったので省エネ&エコ。

今までの不満が全て解消された。

無線まわりに不満を持っているユーザには超オススメ。
しばらく待てばメルコあたりから同等レベルでさらに安いのが出るだろうからそれまで待つのもいいだろう。
 

 

●後書き
通信環境はしばらく変更する事は無いだろう。こちらもお腹いっぱい。