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■WindowsXP x64■ 初の64bitOS |
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2005/4/27 |
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●前書き |
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Athlon64はその名の通り64bitCPUであるが、使用してるOSは32bitと言う状況が続いていたが、2005年4月、ついにMicrosoftからXPの64bit版が発売。 久しぶりの新OSと言う事で、発売日に速攻で注文。
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●パッケージ | |
DSP版(従来で言うOEM版)という事で質素な物。
左の紙は冊子ではなくただの紙ペラ。書いてある事は要約すると これだけ。インストール方法すら書いてない。
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●インストール | |
機材は以下 後は内蔵メモリカードリーダ位で拡張カード類は無し。 元々XPproが入っていた環境に上書きの形とした。
手順や画面はXPと同じで迷う事は無い。 いわゆる上書きではなく、従来のWindowsディレクトリはバッサリ削除されてインストールが進む。 30分くらいで特にトラブルも無くインストール終了。 データ類は全部残っていた。 パッと見で変わった点は、ProgrmFiles(x86) と言うディレクトリが出来ていた。
32bitのプログラムをインストールするとこっちに入るらしい。 ソフトのインストール時の画面
他にもWindowsの中に systemWOW64 とか言うディレクトリもある。 |
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●検証 | |
■主要ハード系 ほとんどのドライバ入ったようだが、VIA K8M800内蔵VIDEOだけドライバが入ってない。 VIAのサイトに行ったところ、うまい具合ドライバが掲載されていたので難を逃れた。 C'n'Qは電源のプロパティで「最小の電源管理」にするだけであっさり機能した。 よく見るとDVDマルチドライブの動作モードがPIOになっていた。 ■周辺機器 内蔵メモリカードリーダ、外付けUSB−HDDなど通常ドライバ不要のデバイスは正しく認識。 ただし複合機のEPSON PM-A850は全然ダメ。 これはEPSON待ちだろう。 古いプリンタのドライバ(たぶんパラレル用)は自前である程度ドライバを持っているが、新しめのUSBプリンタ、スキャナは要注意。 ロジクールのマウスドライバもダメ。これはsetupの時点で「このシステムでは動かない」旨の表示が出てインストール不可。 ■アプリ 仮想CDなどドライバを含む物は大抵ダメ。ウィルス対策ソフトなどシステムに大きく依存するソフトも厳しい。 ウィルス対策はavast!、スパム対策はThunderBirdにしておいた。 お気に入りのツールの中でダメだった物はIME start(任意のキーでIMEを起動)、Tclock2ch(時計)がダメだった。 IMEは「Switch IME」と言うソフトに切り替えた。 Tclock2chは。。。出ないだろうな。本家は方向性が違うので使ってない。。。 ■パフォーマンス 肝心のパフォーマンスは多少速いかな?程度。普通に使う分にはあまり違いは分からない。 巨大なファイルのコピーや削除は遅いと言うかひっかかる感じがする。
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●結論 | |
内容的にはWin3.1→Win95に匹敵すると思うのだが、見た目や使い方はXP SP2とほとんど変わっていないので新鮮味が全くない。 内部的には大幅に変わっているのであろうから、もう少し何かx64 Editionを導入するメリットがあってもいいのではなかろうか。 大規模ソフトしか恩恵に預かれないのでは寂しすぎである。 周辺機器の対応もまだまだこれからと言った状況だし、導入はしばらくのところ正直お奨め出来ない。 アプリやドライバの対応が進んでからの方がいいだろう。 それ以前にx64 Editionが必要かどうか。。。 |
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●後書き | |
何でもいいから新しい事がしたい。頼むぞ>MS どこかの誰かがゲリラ的に素晴らしい次世代OSを出してくれないかな。
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