KOREDO?com
ホーム
| パソコン関係 | ソフト | ハード | その他 | お問合せ  

 

 

■ au W31H ■

着うたフル対応
WIN端末 PENCK

2005/6/23
o-yam

●前書き

家族の話。

出先で写真を撮ると言うニーズが増えて来たが、わざわざデジカメを持ち歩くのもアレである。

最近のケータイはデジカメ並みの性能を持っているため、デジカメを買うよりケータイを買い換えた方がいい。

今使っているのは筆者のお下がりの前々機種A5301T。これは一応VGA画像が撮れるが、画質は最悪、動画も全然話にならない。

筆者はW22Hを使っているが、動画、静止画ともまずまず満足出来る性能であったため、中身が同じでデザイン重視のW31H、通称PENCKに機種変更する事にした。

機種変はいつもの近所のauショップ。

色は白、黒、銀があったが、黒は男性用だし、銀は指紋とか傷などの汚れが目立つ様な気がしたので白にした。

その場でデータを移し替え、約20分で完了。

価格は多少アレだが、1万円以下だし、デジカメを買うと思えば安い物である。

外観

拡大外観

全てが丸みを帯びている。画面はQVGAだがW22Hより多少小さいようだ。

 

拡大表面&比較

サイズ的にはありがち。小さくは無い。
デザイン優先のためか背面に液晶は無い。
ヒンジ部のLED点滅で着信、メールの有無が分かるのみ。

拡大左サイド&裏側

レンズの脇はLED照明とマクロ切り替え。
サイドにminiSDスロットあり。

※miniSDメディアは別売。今回は128MBを購入して装着。

検証

中身の基本はW22Hと同じ。

メニューのアイコン、内蔵メロディが違う程度。
内蔵メロディは効果音風の物が多いが、なかなか良い物を揃えている。
これはちょっと羨ましい点。

キーが少なく、独立のカメラ起動キーが無い。
メニューから選択するのみ。
専用シャッターキーも無い。
デザイン優先かもしれないが、この辺はちょっと不満。


また、レンズの位置が最悪。

縦に構えるとちょうど指で隠れる。
横に構えるとストラップがぶら下がって邪魔をする。

もうちょっと考えて欲しいところである。


他は開けにくい点もマイナスポイント。

片手でスチャッ!は絶対無理。
両手を使わなければならないと言うのはいかがなものか。

キー類は妙にフラットでこれまた押しづらい。

以上の様にユーザインターフェース部分はかなり不満がある。

●デジカメ

カメラは仕様的にはW22Hと同等。

ズームやオートフォーカスなど凝った機能は無い。マクロの切り替えは手動。

CCDは124万画素くらいでSXGA(1280x980)サイズが撮影可能。

以下サンプル。画質は全てNORMAL。

拡大屋内VGA

 

拡大屋内VGA・マクロ

 

拡大店内VGA(笑)


動画はQVGAサイズで外部メモリ使用時に最高連続15分撮影可能。
 

●結論

デザイン優先の機種が為、使い勝手がイマイチである。

特に独立シャッターボタンが無い、レンズ位置が悪いのは相当の不満点。

それ以外はカメラ、ビデオの性能含めてまずまず。
故障して動かなくなるまで長く使ってもらおう。

 

 

●後書き
カメラは各社とも及第点になってはいるが、動画に関してはまだ仕様にバラツキが激しい。

W22H,W31Hとも超高画質とは行かないまでも、まずまずの画質で15分も撮れる。普通のデジカメですらこの仕様を満たせてないのもある。

ケータイ、デジカメの機種選びに迷ったら動画の性能で比較検討すればよい。